保健省は23日、11 歳の少女が鳥インフルエンザ A (H5N1) の感染で死亡したことを確認しました。
鳥インフルエンザの人への感染は、プレイベン州シトールカンダル地区ロムレック自治区ロラン村で発生した。
保健省・国務長官:ユーク・サンバス氏は、「2 月 16 日に少女(11歳)が 39 °Cの発熱、咳、喉の痛みの症状で病気になり始めた。3日間の治療後、少女の症状は改善せず、治療のためにプノンペンの国立小児病院に送られた。その後、国立小児病院の医師は2 月 21 日、検体を国立公衆衛生研究所に持ち込み、2 月 22 日に鳥インフルエンザ A (H5N1) の感染であるとの結果を得た」と述べた。また「村人からの調査で、村で野生動物の異常な死があった」と付け加えている。
同氏は、「鳥インフルエンザの症例を発見した後、保健省の緊急対応チームが獣医チームと緊密に協力して、動物と人間の両方の感染源を調査し、他の人への感染を防ぐために疑いのある症例を見つけたい」と述べた。
なお、カンボジアで鳥インフルエンザの人への感染で死亡者を出したのは、2014年以来の初めて事例である。
<訂正>上記のカンボジアでの鳥インフルエンザ感染の死亡は、2014年以来の初めての死亡で、2005年から14年までカンボジアでは鳥インフルエンザ関連の疑いで37人が死亡していました(2月23日晩の保健省の声明より)。「初めて」を「20014年以来の初めて」に訂正しました。
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