保健省 注射によるHIV発症の予防薬の導入へ

保健省は、HIVの発症予防のための注射による発症前予防法(PrEP)が2025年までにカンボジアで利用可能になると発表した。

国立エイズ当局のチム・キン・ダレス事務局長は26日、「PrEPはHIV関連の感染リスクにさらされる前、あるいはさらされている最中の予防策として機能する」と述べた。

「この予防法は、個人がリスクや困難に直面する前に予防的に服用する薬です」とキン・ダレス氏は述べた。「保健省は、すでに使用されている経口PrEP錠剤に似た注射PrEPを導入する予定です。1回の投与で2か月間有効なこの注射剤は、体系化された標準操作手順(SoP)を通じて2025年初頭に導入される予定です。」と説明している。

「カンボジアがアジア太平洋地域で初めて注射によるPrEPを導入したというのは本当に注目に値します。これまでは、毎日服用するか2-1-1法で服用できる経口PrEPしかありませんでした」とサムナン氏は語った。

「個人的には、これは素晴らしい成果だと思います。政府と保健省がこの取り組みを優先する決意を反映しています」と彼は付け加えた。

掲載写真:保健省の提供
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