今日は、毎年恒例の農耕祭 王室主宰の儀式はコンポントムで行われる。
コンピントム州の王室主宰の農耕祭儀式

5 月 8 日(月)、コンポン トム州コンポン スヴァイ地区トラパイン ラッシー 自治区で、この国の作物の植え付けシーズンの始まりを示すロイヤル プラウイング セレモニーが行われた。ノロドム・シハモニ国王陛下は、毎年恒例の祝典をプノンペン、シェムリアップ、タケオなど各地で、農耕祭を主宰してきた。

また、同様の農耕祭は、隣国タイでも国王主宰で大々的に行われ、TVの実況中継も行われている。こうした農耕祭はアジアのモンスーン(季節風)地域の稲作地帯では同様の祭りが各地で行われ、日本でも稲作伝来と共に同様の祭りが各地に見られ、皇室行事にも組み込まれている。

コンポントム州での王室主宰の農耕祭には、招待された外国大使も式典に出席しており、儀式後には、農業フェアが開催される。

コンポントム州のグーン・ラタナック州知事は、王室の牛を導き、ロイヤル・フィールドを耕すことで「キング・ミーク」の役割を果たし、同知事の配偶者は畝(うね)のある地面に種子をまき散らすことで「クイーン・メフア」として参加している。

通常 5 月に開催されるこのお祭りは、主にカンボジアの農民が農作業の準備を整えるために雨季の開始を知らせるもので、その年の豊作の吉凶を占い、祝すことを目的としています。伝統によれば、儀式は毎年、米、トウモロコシ、豆、草、ゴマ、水、ワインで牛の食欲を通して、降雨の今後の量を占う。

過去3年間、王室主宰の農耕祭のお祝いはCOVID-19の影響で中止されていた。前回の2019 年、この伝統的な式典は、国王陛下の主宰の下、タケオ州ダウンケオ市で行われた。

掲載写真:コンピントム州の王室主宰の農耕祭儀式 画像:Khmer Times

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