今日は、カンボジア国王プレア・バト・サムデク・プレア・ボロムニース・ノロドム・シハモニ陛下の70歳の誕生日で祝日です。王宮では、誕生日の式典が執り行われます。
通常、式典中に国王陛下は地方に赴き、僧侶らが経典を唱えて国王の健康を讃える。その見返りに、君主は寺院の発展のための寄付としていくらかの供物を捧げる。また式典の後、ノロドム・シハモニ国王は貧しい村民に米、蚊帳、毛布、スカーフ、Tシャツ、サロン、いくらかのお金などの寄付を行う。所謂（いわゆる）大乗仏教による功徳を積む行為である。
ノロドム・シハモニは1953年5月14日に生まれ、父である故ノロドム・シアヌーク国王の退位から1週間後の2004年10月14日に国王に就任した。
彼は2004年10月29日に首都の王宮で行われた戴冠式で就任し、正式に国王に任命された。戴冠式はシアヌーク国王の特別な要請により、比較的簡素化されたことで注目された。シハモニ国王自身は、貧しい国がこの行事に多額の資金を費やすことを望まなかったため、式典があまりにも豪華になることを望まず、より質素な行事を選択している。
＊今日の祝日は日曜日であるため、政府機関は公務員が明日（月曜日）に代休を取得するため、注意が必要です。
掲載写真：Khmer Times
