今日からプレアシハヌーク州で「ASEAN観光フォーラム」が始まる

ASEANの議長でもあるフン・セン首相は、今日の午後、シアヌークビルで開催される第40回ASEAN観光フォーラム(ATF 2022)の開会式を出席する。同フォーラムはASEAN各国の持ち回りで開催され、今年はカンボジアである。

ASEAN観光、コロナ禍で大打撃

ASEAN観光フォーラムは、ASEAN加盟10カ国の観光を促進するための重要なフォーラムです。2019年にCovid-19危機が発生する前は、ASEAN加盟国はレジャーと観光の魅力的な目的地であり、それぞれの国の重要な収入源であった。報告書によるば、1億3,624万人の外国人観光客がASEANを訪れ、約7%の増加と、約3,000万人の直接雇用が創出されました。観光はASEANの国内総生産の約10パーセントを占めていた。だが、コロナ禍によって2020年、ASEANを訪れた外国人観光客はわずか2,596万人で、約80.5%減少しました。観光収入も75.8%大幅に減少するという大打撃を受けた。

観光フォーラムへの期待は大きいが...

カンボジア観光省・大臣:トンコン氏は、2022年のASEAN観光フォーラムがASEAN地域の観光地の公式再開において重要なイベントになることへの希望を表明した。彼は、この国際的なイベントがカンボジアをASEAN地域の安全な観光地として促進するのに役立つだろうという楽観的な見方を表明した。(同大臣は2020年から何度も楽観的な観測気球を上げるが、希望的な観測に過ぎず外国人観光客については一度として実現しなかった)

カンボジアが主催する第40回ASEAN観光フォーラムは、2022年1月16日から22日まで開催される。同フォーラムは、ASEAN国家観光機構(ASEAN NTO)会合、ASEAN観光大臣および関連会合、旅行交流/トラベックス博覧会など、多くのイベントにリンクされている。第40回ASEAN観光フォーラムにも187のブースがあり、そのうち61の国際ブースと、インドネシア、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、タイの126のブースがある。

掲載写真:Khmer Times より

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