今日からプチュム・ボン(お盆)が始まる 首相、警備強化を指示

今日はプチュム・ボンお盆の初日である。そのため、フン・セン首相は本日(11日)から祭りの期間中、特別な警備を強化するよう関係当局に指示を出しました。

プチュム・ボン:日本でいうお盆の祭儀。ボンは祭りという意味がある。日本のような祖先を迎える行事ではなく、仏教行事としてお盆で、日本の施餓鬼に似ている。仏教徒がこの機に善行を行い、改めて祖先に相まみえる期間である。クメール語のボンは、日本語の祭儀の意味を持っている。

9 月 11 日は旧暦の 1 日、古来よりクメール人の伝統的な祭りであるプチュム ボンの初日となる。これは、仏教徒が功徳を積む善行を行う期間で、近くの場所、特に寺院で祖先に会う機会がある時期である。そこで首相は公式acebookでの声明で、「関連当局の各レベルに、セキュリティ、安全、公の秩序、などの治安意識を高め、安全交通を促し、祭りの間の人々や観光客がより簡単に過ごせるようにする必要があります。」と警備強化を意義を説いている。

ボン・ガッテンは今年、10月11日~11月8日を予定している。

今年は、プチュム・ボンが9月11日から25日まで開催され、ボン・ガッテン(家や共同体毎の行事、寺院への寄金集めが行われる)が10月11日から11月8日まで開催される。

*プチュム・ボンの期間が終わって、カンボジアでの公立学校は新学期を迎える。雨季の終わりとプチュム・ボンは重なることが多い。但しカンボジアの仏教暦は、太陰暦に基づく仏教祭儀の日は毎年、その日付(太陽暦に基づく)が移動する。

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