今度はベトナムの悪(ワル)たち、同胞3人を拷問、恐喝で6人検挙

在日外国人でベトナム人が犯罪数では中国を抜いてトップ

既にここ5年以上、在日ベトナム人の犯罪数はそれまで1位を占めていた中国人を抜いている。

日本の警察もベトナム人犯罪の増加でベトナム語通訳が足りなくなくて困っているという報道がある。諸悪の根源は技能研修制度、先ずは中国マフィアがこの制度に眼を付け、意図的にマフィアの手引きで犯罪者を送り込み、続くベトナムマフィアがそれをマネする。代表的なのは高級車窃盗事件である。かなり日本国内では組織されているのは周知の事実である。

技能研修制度は、ていの良い「出稼ぎ労働」である。出国させるほうも入国受け入れ組織も政治家献金を請け負う日本人組織、ここには悪質な日本国内の日本語学校や私立大学まで絡んでいる。日本でも報道が増えているが、氷山の一角の感がある。

お金で結びついた人身売買制度である」とは、技能研修制度発足時から米国の国務省から批判されていた。コロナ禍で金づるが枯渇してきたが、日本の若年労働者が非正規労働に追い込まれる中、それでもベトナムなどの若者を雇ったほうが安く済むといった日本の労働市場のご都合主義が背景にある。地方都市の昼間など道をグループで歩いているのは外国人が目立つという現象が全国で起こっている。

*なお、2月2日の現在、日本の厚生労働省は、2021年10月末現在の「外国人雇用状況」の届出状況を公表している。日本におけるベトナム人労働者数は前年比+2.1%増の45万3344人となり、全体の26.2%を占め、前年に続き国籍別でトップに立った。コロナ禍もあって、「外国人雇用状況」では2020年もベトナム人が中国人を抜いてトップに立っている。中国人が1位であった時も、犯罪数ではここ5年、ベトナム人がトップにあり、在留者の増加と共に犯罪数も増えている。

ベトナムマフィア、バトナム国内ではよく話題になる

さて、ベトナムマフィアは余り日本では知られていないが、ベトナム北部の人々はごく普通の人々でもよく知っている。北部最大の港町ファイホンは「マフィアの支配する街」と言われ、ベトナム人たちですら、ファイホンは怖いという。タクシー・ドライバーの7割は銃を所持、一党独裁の社会主義を標榜する国ですらマフィアの跋扈を防げない。中国の表向きの治安も一皮剥けば、都市の裏社会はロシア並みなのであろう。

カンボジアでは人身売買ではベトナム、中国マフィアは手を組んでいる

さてこのベトナムマフィア、中国に続けとばかりにカンボジアにも跋扈している。中国農民の不法越境は中国マフィアとベトナムマフィアの連携なくして中国出稼ぎ労働者のベトナムルートはない。

カンボジア人の親中感情は知られているが、シハヌークビルの姿やプノンペンでの事件では親中感情は表面的なものになりつつある。だが、反ベトナム感情は強烈に根付いている。「ベトナム人は悪い」とは子どもすら言う。が、これはベトナム人一般から言えば不当な敵視である。それでも下記のような事件が起きると、「ベトナム人は悪い」が起こって来る。事実はベトナム人が同胞を食いものしていて、カンボジア人が食いものにされるのは稀なのに。カンボジアの泥棒、強盗は同胞を襲い、チャンスがあれば外国人を狙っている。公務員ともなれば外国人にタカる。

今度はシハヌークビル、中国マフィアに続けか?

このほど警察は、シアヌークビルでの武器の拘留、拷問、恐喝、違法な備蓄に関連して6人の容疑者のグループを逮捕した。

シアヌークビル州警察長官:チュオンナリン少佐は、2022年1月30日、道路交通警察が、定期点検のための障害物が設置していたところ、プノンペン2BA-7054のライセンスプレートが付いた黒いSTAREXが高速で運転し、検問所に到着した。そこでPrey Nup地区警察検査官および道路交通警察と協力して車両を捜索した。捜査の結果、警察はガス銃2個、手錠11組、電気止め刺し2個を発見し、女性1人を含むベトナム人容疑者6人を拘束したという。

同ナリン中尉は、「容疑者たちを尋問の後、警察は6人が3人のベトナム人女性の誘拐に関係していることを発見し、約35,000ドルの身代金で彼らを拘束し、シアヌークビルに逃亡して逮捕された」と語った。

押収物には、ナンバープレートプノンペン2BA-7054の黒いSTAREX車、2つのガス銃、11組の手錠、2つの電気警棒、3つの電気懐中電灯が含まれいる。現在、刑事警察は、不審な車と物騒な押収物から誘拐事件として調査を続けているという。

掲載写真:誘拐・監禁から救出されたベトナム女性たち 画像;Khmer Timesより

 

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