
移民総局(GDI)は、違法行為への懸念が高まる中、今年上半期に入国を拒否されたり国外追放された外国人の数が増加したと報告した。
カンボジア入国管理局(GDI)のソク・ベアスナ局長によると、1月から6月の間に1,200人以上の外国人がカンボジアへの入国を拒否されたという。
当局は明確な基準に基づいて決定を下していると彼は述べた。これには、渡航目的の不明確さ、無効または不完全なパスポート、疑わしい渡航歴などが含まれる。
「入国理由を明確に説明できなかったり、有効な書類がなかったり、懸念される渡航歴があったりするケースがあります。そのようなケースでは入国を拒否しています」と彼は述べている。
また、オンライン詐欺や不法滞在、不法就労に関与する外国人の数も昨年の同時期に比べて増加していると付け加えた。
過去6か月間に、約6,000人の外国人が主に不法入国、超過滞在、または無許可就労を理由にカンボジアから国外追放された。この中には詐欺拠点摘発で拘留された日本人も含まれている。
「我々は不法な入国を許さない。そのような場合には、強制送還する以外に選択肢はありません」と移民総局は述べている。
掲載写真:移民総局

