ここ最近、プノンペンの天気は昼間は晴れ上がり、夜から翌日未明にかけて激しい雷雨がやって来ます。
このほど国家災害管理委員会(NCDM)のソス・キムコル・モニー報道官は、今年の最初の10か月間で、カンボジアでは133回の落雷があり、75人が死亡、58人が負傷、家畜では97頭の牛が死亡したと報告している。被害は16州に及んでいると発表しました。
同報道官は、影響を受けた16州で発生した133件の落雷のうち、バッタンバン州が最も発生件数が多く、17件の落雷で9人が死亡、3人が負傷、15頭の牛が死亡したとていると付け加えた。
またシェムリアップでは12件の事件が発生し、6人が死亡、7人が負傷し、15頭の牛が死亡。
首都プノンペンでも落雷死亡者1名を記録している。首都を囲む州であるカンダル州では落雷により3人が死亡、タケオ州では3人が死亡、9頭の牛が死亡している。
同報道官は、同じ10か月間に279回の風雨が発生し、2,002軒の家屋が倒壊、12,752軒の屋根が吹き飛ばされ、178の市場の露店が吹き飛ばされ、9人が死亡、170人が負傷したと報告した。
同報道官は、荒天の影響を最も受けた州はウドン・ミエンチェイ州、バンテアイ・メンチェイ州、バッタンバン州、コンポン・スプー州、クラチェ州、コンポンチャム州、タケオ州であると付け加えた。
掲載写真:イメージ Khmer Tiemes