カンボジア軍(RCAF)と中国人民解放軍(PLA)は、例年よりも規模が大きく、陸上と海上の両方での作戦を含む「ゴールデンドラゴン2025」合同軍事演習を実施する予定である。
カンボジア空軍司令部情報通信副部長で報道官のトン・ソリモ少将は、「今回の演習の目的は、他国を脅かしたり危害を加えたりする意図はなく、特に両国における対テロ活動において、協力関係を強化し、経験を交換し、安全対策を強化することだ」と語っている。
「この演習の目的は、両国の軍隊間の協力関係を強化し、テロ対策と人道活動に関する専門知識を共有することだ」
「この演習は、カンボジアと中国の間の包括的戦略的パートナーシップと『堅固な友情』を反映しており、現代において共通の未来を持つコミュニティを構築するという共通のビジョンに沿ったものである。また、両国の国家安全保障と国民の幸福を促進することも目的としている」と同少将は付け加えた。
また同氏は、カンボジアはこの演習により、テロとの戦い、カラー革命への対抗、さまざまな犯罪の防止、災害対応、人道的任務の遂行における軍の知識と能力が向上することを期待していると述べている。
掲載写真:国防省の提供