5月10日夜、プノンペンで人気のショッピングモールの外に設置されたプールで泳いでいた少女が感電死した。ちょっと常識ではあり得ない恐い事故が起こった。
同事故の悲劇は5月10日夜の午後7時、プノンペン市7マカラ地区ヴィール・ヴォン区にあるオリンピック・ショッピングモール前のプールで起きた。情報筋によると、少女は他の3人の子供たちとともに、若者たちのクールダウンスポットとして人気のあるプールに泳ぎに行ったという。
プールには電球と電動ポンプが設置されており、警備員は「レジャー活動には安全ではないため、子供たちをプールから追い出さなければならないことがよくある」と述べている。
突然、女の子はショックでか、倒れて水に落ちたいう。周囲の人々が子供を助けに駆け寄り、彼女は治療のためクンタ・ボパ病院に緊急搬送されましたが、残念ながら到着時には既に死亡していた。
その後、地元警察と法医学専門家が現場を検証した。そして、送電線が切れていることに気づいたという。
施設の安全管理に問題があったことは明かである。おそらく点検を怠り、放置状態であったのだろう。上記の警備員の話も、「レジャー活動には安全ではないため」と述べているが、何が問題なのかは気づいていない形跡があり、さらに上司からも警備上の指摘がなかったのであろう。これが「カンボジアのいいかげんさ」であり、海外で子どもを育てるというのは、こうしたリスクがある。他山の石としたいものである。
なお、事件後、法医学の専門家は少女が感電によって死亡したと結論づけた。
管理責任追及はどうなるの?この事件、単なるニュースで終わるのか?
掲載写真:Khmer Times