中国系マフィア、麻薬、人身売買問題、当局の取り締まりで攻防激化3

【マレーシア】

シハヌークビルのオンライン詐欺職場からマレーシア女性1人、男性5人救出

シハヌークビルで女性を誘拐後、オンラン詐欺職場に転売

カンボジア当局は先月、プレアシアヌーク州の中国のオンライン詐欺グループに誘拐され、売られ、転売されたマレーシア系中国人の女性を救出した。

シハヌークビルで食事中に男たちのグループに誘拐される

被害者は、マレーシアのセランゴール州出身、27 歳のチウさんという女性、シアヌークビルのレストランに座って夕食を食べていたときに、中国人男性のグループに誘拐されたと言われている。

マレーシア中国人協会の公共サービス及び苦情部門の代表団長Li 氏は、昨日マレーシアで行われた記者会見で、女性が誘拐され解放にいたった経緯を説明した。

同Li 氏という人物が、被害者:Chiu が 8 月 15 日に誘拐されたことを上記の同局に知らせたという。通報によれば、「彼女は男性グループによって住居に連れて行かれた。グループはピストルを取り出し、被害者の携帯電話のロックを解除して銀行口座にログインしようとしたが失敗した。」という。

被害者:Chiu 氏によると、人身売買業者はその後、彼女を RM80,000 ($17,851) から RM120,000 ($26,776) の価格で、シアヌークビルのいくつかの詐欺会社で働くように売りはらったという。

Li 氏は、Chiu 氏が移民警察が 8 月 23 日に彼女を救出されたのは、サーケン Sar Kheng 内務大臣に訴えたからだ、という。その後、警察は 6 人の容疑者を逮捕したという。

リーは、内務大臣、入国管理局、カンボジア駐在マレーシア大使および救助活動を支援したその他の関係当局に感謝したという。

「23 日の夜 11 時頃、被害者から連絡があり、救助されたとのことでした。また、警察署での捜査に協力していて、マレーシアへの帰国の手配を待っていることを明らかにしました。」言った。

Li氏によると、チウさんを救出した後、入国管理局は翌日、マレーシア系中国人男性 5人を救出し、うち 2 人はマレーシアのマラッカ州出身であった。20 歳から 30 歳の 5 人はシアヌークビルのカジノで働きに行ったが、カンボジアに到着したとき、だまされていたことに気付いたという。

シハヌークビルで食事中に男たちのグループに誘拐される」とは、まさに犯罪都市そのものになっている。銀行からお金が引き出せないから、転売したという。被害者は中華系マレーシア人で、加害者は明確ではないが中国系マフィアであるようだ。

掲載写真:サーケン内務大臣 画像:Khmer Times

シハヌークビル 警察が麻薬100kg所持の中国人男を逮捕

麻薬取締局は警察と協力して国境を越えた麻薬密売を取り締まり、100キログラムの麻薬を所持していた中国人を逮捕した。

逮捕は9月30日の、プレアシハヌーク Preah Sihanouk 州 の Prey Nob 地区、Bit Trang 自治区 Koki 村で行われた。

当局は、イン・パナリス中将、イン・ソング中将、ドス・ヴァンナ・ソヴァタナク中佐、同局の副局長、ダック中佐が率いる薬物犯罪対策局の特殊部隊は、「中国人男性の名前:Tu Suerong、36歳である」と述べた。警察は100キログラムのケタミン、車、携帯電話を押収した。

現在、容疑者と押収された証拠は、手順に従ってプレアビヒア州裁判所に訴訟を起こすために、プレアビヒア州警察に送られています。

*シハヌークビルで逮捕され、国境を越えた麻薬密売とあることから、プレアビヒア州裁判所に送られた、と解釈すべきか。端からKhmer Timesは麻薬ならシハヌークビルだと誤解して書いたのか、定かでない。報道では「国境を超えた麻薬密売」とありながら逮捕場所はプレアシハヌーク州とある。

掲載写真:Khmer Times

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