9月19日、プノンペン都裁判所は中国人男性3人を逮捕し、麻薬使用、密売、銃器の不法所持の疑いで起訴した。
センソク地区警察の副署長セム・サモウン少佐は、容疑者をシ・ミン・ユン(33歳)、ワン・ジュン(33歳)、ワン・チ・リャン(25歳)と特定したと発表した。
この3人はプレア・シハヌーク州にある中国系オンラインギャンブル会社で働いていた。
同容疑者らは、個人への脅迫、麻薬の使用と密売、武器の不法所持の罪で起訴されたと述べた。
警察の捜査により、9月16日午後3時半頃、容疑者3人がプノンペンのセンソック地区オベック・カアム地区のミニマートで身元不明の同胞と口論していたことが明らかになった。容疑者の一人、ワン・チ・リャンは拳銃を取り出し、もう一人の男を撃つと脅したが、被害者はなんとか3人から逃げ出し、警察に事件を通報した。その後、被害者はオベック・カアム地区の警察署に被害届を提出した。
「警察の取り調べで、ワン・チ・リャンは、シハヌークビルで28歳のカンボジア人男性から個人使用のために1,600ドルで銃を購入したと自白した」、「ミニマートで被害者がいつも自分を見つめていたので腹が立ったため、被害者を殺すと脅したことも自白した」という。
警察は現在、ワン・チ・リャンに銃を売ったカンボジア人男性を捜索し、尋問を行っている。
被害者の訴えを受けて警察はミニマートに行き、容疑者3人を捜索した。彼らはその日の夜遅く、オベック・カアム地区のマンション11階で逮捕された。
容疑者らを逮捕後、警察は彼らの賃貸部屋を検査し、覚せい剤の大きな包み、秤、その他の麻薬関連の物品を押収した。警察はまた、未使用の弾丸4発が入った拳銃1丁と中国のパスポート1枚を押収した。
容疑者らは、シハヌークビルを拠点とする中国マフィアのメンバーと見られている。
掲載写真:センソック地区警察の提供