中国人運転の車が高速で赤信号を無視して車に衝突、女性負傷

7月25日夜、プノンペンで中国人が運転する3人が乗車する高級車が、高速で赤信号を無視し乗用車と衝突し、衝突された車の女性が負傷した。少なくともスピード違反、信号無視、傷害、そして時間帯から言って、飲酒運転の可能性が高い無謀運転事故である。

この無謀運転事故は、7月25日午後11時50分、プノンペン都チャムカルモン地区トンレバサック区毛沢東通りの角、ノロドム通り沿いのチャムカルモン信号機交差点で発生した。

夜の信号交差点こそ夜間走行は最も危険な場所であることは、プノンペンは周知のことである。昼間だって信号無視はごく当たり前に見られ、バイク便の危険運転は目に余る。まして夜は、信号無視が横行している。

情報筋によると、中国人が運転する3人を乗せた高級車が高速で走行しているのが目撃されたという。赤信号無視し、コントロールを失い自動車に衝突、衝突された自動車の女性が負傷したという。

事件後、地元当局が現場に降り立ち、高級車の側に立ってKIAに修理費を支払うよう仲介し、現場で話を終わらせた。これまた、どんな悪質な運転も逃亡がなければ、示談で解決するような警察の対応だから、この国では先ず自分の身は自分で守るということが鉄則となる。特に夜の外出は交通事故と泥棒に要注意である。

この交通事故も、飲酒運転の検査、赤信号無視などの法規違反は問われているように見えない。非常に悪質な運転に思えるのだが。当事者の示談解決で法治国家と言えるのか、大いに疑問を持つ。

掲載写真:Khmer Tiimes

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