世界銀行 2021年のカンボジア経済の成長が大きく減速と予測

コロナ禍でカンボジア経済成長は大きく鈍化

かつてカンボジアの経済成長は、連年6-7%という高い数字を示していたが、コロナ禍で各国と同途に大きくその数値を下げた、それだけ打撃が深刻であると言うことである。

世界銀行は、観光、建設、不動産などのサービスの成長が鈍化したことにより、今年のカンボジアの経済成長率は2.2%になると予測している。

貿易赤字も増大

12月9日に発行された世界銀行の最新のカンボジア経済成長を示す「Living with Covid-19」によると、伝統的な成長牽引力である衣服、旅行用品、靴、自転車製造業、そして農業が景気回復を支えており、製造業の輸出の回復と農産物の輸出の拡大にもかかわらず、貯蓄に使用されるいくつかの品目、特に金の輸入の増加により、貿易赤字は大幅に拡大した。

また世界銀行は、カンボジアの今後の成長は2022年に4.5%に戻ると予測されているが、ウイルスの新たな拡散が回復を危険にさらす可能性があると述べています。コロナ前の経済成長率に戻るには早くて2年はかかる、という予想である。

掲載写真:イメージ 画像:Khmer Times

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