レッドゾーン内、うつ病が増加
レッドゾーン内の路地で遊ぶ子どもたち

カンボジアの2つのカウンセリング・ホットラインは、COVID-19ウイルス感染による封鎖中にうつ病の症例が増加していると述べている。

TPOカンボジアとプランインターナショナルカンボジアは、4月末に短期プログラムを開始し、進行中の市中感染によるストレスの中で、電話ホットラインとオンラインチャットを介してメンタルヘルスサービス、心理カウンセリング、ソーシャルサポートを子供と大人の両方に提供している。 

TPOカンボジアでのプログラム・コーディネーター:Taing Sopheap女史は、地元メディアにプラン・インターナショナルでプログラムにおいて、チームは107人に助言したと述べ、相談者たちのほとんどが封鎖中にうつ病を患っていると不平を言ったという。

「COVID-19のパンデミックと封鎖により、人々は十分な食料、生計手段、学校が閉鎖されている子供たちがいるかどうかについて憂鬱になっています。彼らは眠りにくかったので落ち込んだ」と同女史は言った。同ホットラインは、プノンペン都の対象地域、他にストゥントレン、ラタナキリ、シェムリアップ、バッタンバンの各州でパンデミックによって精神的健康に悪影響が及んだすべての人に提供されており、ホットラインは6月25日まで稼働し続ける予定とのことである。

筆者が見るにイエローゾーンでも先週のゾーン新編成まで買い物等で出かけていくのは女性が多く、散歩以外で男性を見るのは稀である。女性以上に男性ほうがうつ病を患うことがおおいのではないか、一度家に閉じこもってしまうとそれに慣れ、外へでることを億劫がるのは男性であり、その結果家庭内暴力も増えているのではないか、コロナ禍以前に家庭内暴力はカンボジアの者か問題であり、地域の公的機関はそこにも注視すべきである。

在カンボジア日本人は身近なカンボジア人に家庭内の問題でも、下記ホットラインをお勧めしてください。家庭内暴力は即幼児虐待につながる恐れが大である。

017222372; 010 222 478; 097 9111 918; 089 666325またはFacebookページへ。

*掲載写真:レッドゾーン内の路地で遊ぶ子どもたち。自宅の敷地内さえ出るな、違反であると警官が都知事の奨励で勇んで鞭を振るい、脅す姿は多くの動画に撮られていた。 敷地内ですら出られない外へ出られないということが感染防止とは思えない。鞭打ちや脅しが中止になって当然である。

おすすめの記事