ラオス経由で密入国の中国人16人を逮捕

移民計画タスクフォースは、ラオスからカンボジアに不法入国し、シアヌークビルに向かう途中で合計16人の外国人を逮捕したと発表した。

写真を見るに詐欺就職応募というより中国マフィア要員の大量密入国と思われ、背後の組織が関与していることが窺われる。

中国人の逮捕は、プレアビヒア州警察長官のスオス・ソク・ダラ少将の指揮の下、移民計画担当副長官のタン・キムレン准将の直接指揮の下、プレアビヒア市警察監察部およびチョアムクサン地区警察監察部の協力を得て行われた。

最初の事例では、8月21日、移民計画タスクフォースがチョアムクサン地区警察監察局と協力し、プレアビヒア州チョアムクサン地区プリントムコミューントマットベイ村の国道62号線で、パスポートを持たない中国人男性4人を乗せた、ナンバープレート「プノンペン2AG-8442」の銀色のカムリ車を停止させた。

8月25日、移民計画タスクフォースはプレアビヒア市警察監察局と協力し、プレアビヒア州プレアビヒア市パルハルサンカットのアフィヴァス村でパスポートを持たない中国人男性12人を逮捕した。

逮捕は、ラオスのチャンパーサック県と国境を接するプレアビヒア県チェップ区カンポン・スララオ1自治区のカンポン・スララオ川沿いの家から男たちが国境から全員侵入したという地元報道を受けて行われた。

そこから、不法移民は15人乗りの観光用車両でプレアビヒア州、チェイセン郡を通り、国道62号線に沿ってプノンペンまで移送され、その後シアヌークビルまで行くことができるという。

住民らはまた、不法入国した中国人を乗せた車がスピードを通過しており、事故が起きれば道路を危険にさらす可能性があるとの懸念を示している。

掲載写真:プレアビヒア州の警察 Khmer Times掲載

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