ラオスから密輸、ベトナムへの密輸を目指す男女が麻薬17キロ所持で逮捕

プノンペン都裁判所は4月9日(火)、ストゥントレン州のラオスとカンボジアの国境を越えてプノンペンまで17キロ以上の混合麻薬を所持し輸送したとして夫婦を起訴し拘留した。

内務省麻薬対策局長のクウン・サラット中将は、容疑者2人をクルイ・ソクパット男性(43)とその妻クレイ・スレイマム(44)と特定したと発表した。人名から男女2人組はカンボジア人と思われる。二人組は麻薬取締法第40条に基づき「麻薬所持、輸送、密売」の罪で起訴され、有罪判決を受けた場合、彼らはそれぞれ終身刑に処される可能性がある。警察が通報を受けた後、4月5日(金)の午後5時30分頃、プノンペン都ルッセイ・ケオ地区トゥール・サンケ自治区にあるトゥー・シスターズというカラオケ・バーの外で逮捕されたと同氏は述べている。

警察は2人組の逮捕時、結晶メタンフェタミン15.2キログラム、MDMA1.4キログラム、ケタミン554グラム、薬物成分852.41グラムを他の薬物関連道具とともに押収した。

逮捕後、警察は犯行を自白した夫妻に尋問し、ラオスから密輸したスバイリエン州のバベット国境を通ってベトナムに麻薬を密輸出することが目的だったと述べた。容疑者2名は国際麻薬シンジケート(組織)配下の典型的な運び屋であるようだ。

掲載写真:プノンペン警察の提供

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