National Authority for Preah Vihear(NAPV)の技術担当者とユネスコの世界遺産委員会の専門家たちは、 2022年7月の世界遺産指定の審査に向けて必要な評価プロセスの一環として、カンボジアのコケー寺院遺跡群の多くの寺院を調査(評価検査)を実施した。
10月3日に専門家によって評価検査された寺院には、Trapeang Ang Khna、Prasat Khtom、Prasat Damrei、Prasat Srolau、Prasat Krachab、Prasat Banteay Pir Choan、Prasat Prang、Prasat Tamen、Rohal、Prasat Chen、Prasat Pram等が含まれます。それらは、コケ―遺跡群の複合遺跡約50の寺院の代表格である。
コーケーの古代遺跡群の建造物の研究を主導しているNAPV局長のコング・プティカは、10月4日、コーケー寺院リゾートの観光計画案に関する会議の後、最終評価のための訪問であると地元メディアに語っている。
コーケー寺院遺跡群が世界遺産のリストに追加されるかどうかについて、
「カンボジアが2020年に世界遺産委員会に提案したコアエリア、バッファーゾーン、サテライトエリアの3つのエリアに分割された登録が提案されている土地を見ていきます。」
「専門家の訪問は、委員会がコーケー遺跡群地域を世界遺産として登録するかどうかを検討し、必要なすべての情報を使用して登録できるように、これら3つの領域を評価することです。」
と同氏は述べている。
同氏によれば、コ・ケーを世界遺産として認定するかどうかに関する委員会の最終決定は、2022年7月の会議で行われる予定です。ここでコーケー遺跡群の登録が決まれば、カンボジア第4の世界遺産指定なります。
National Authority for Preah Vihear(NAPV)によると、コーケー Koh Ker寺院群は、Preah Vihear州Kulen地区Srayong自治区国道211号線に沿いにあり、SiemReap州から約72km、Preah Vihearの街から49kmの所に位置します。
掲載写真:コーケー遺跡群を代表する中心寺院:プラサット・トムの階段状ピラミッド、頂上部のシヴァ神を象徴する大きなリンガを祀る大きな祠堂が建立されていた。写真:Khmer Times