ポイペトのカジノ火災、最後となるカンボジア人遺体の身元判明

DNA検査により、昨年12月末のバンテアイミエンチェイ州ポイペト市のグランドダイアモンドシティホテル&カジノで発生した火災での最後の身元不明者の遺体の詳細が明らかになった。

バンテアイ ミエンチェイ州リー・ソバンナリス副知事は28日、「DNA検査の結果、身元不明の遺体はカジノで清掃員として働いていたケオ・ヴィソットという名前のカンボジア人男性であることが判明した」と語った。

「27 人の外国人が死亡した火災でカンボジア人が死亡が判明したのは、これが初めてです」と 同氏は述べた。

「身元判明者の家族は、火葬のためにすでに遺体を家に持ち帰っている」と同氏は付け加えた。

またバンテアイ・ミエンチェイ州労働・職業訓練局: Nuon Sina は昨日、州政府と民間企業(カジノ所有者)が労働法に従って被害者の家族に補償を提供すると述べた。

「それはカジノでの労働災害であり、会社と当局が補償を提供します。そのために私たちは手続きを進めています」

「補償に関してこれ以上の情報を提供することはできません。これについては、会社と州知事が話し合う必要があります。」

と同局長は説明している。

一方、国家社会保障基金 (NSSF) の地方局長: Hor Thor氏は最近、カジノの所有者が、炎上でカンボジア人労働者の死亡が発見された場合、1,000 ドルを支払うと約束したと語った。

この合意は、「州当局がカンボジア人の犠牲者への補償について話し合うために(カジノ)所有者と話し合った後になされた」と同氏は付け加えている。

「しかし、所有者は、9人が重傷を負っていないため、負傷したカンボジア人に(同様の)補償を提供しない。」

「57人の負傷者の治療費はカジノ会社が負担した。しかし、彼らが従業員であることを示す雇用契約はなかった」

と同氏は述べた。

これは、カンボジア人労働者の火災被害者とカジノ所有会社との間で被害補償の件で言い分が違い、問題になっているからである。

掲載写真:Khmer Times

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