ポイペト 警備員への襲撃でタイ人15人が逮捕

警察は4日、カンボジア人警備員2名を襲撃し1名が死亡、もう1名が重傷を負った事件に関与したとして、タイ人男女15名を逮捕した。

ポイペト市警察司法課長のウオン・ダラ少佐は、タイ人容疑者らが3日(水)、家主の許可なく滞在していた家から出ようとした一行を止められた後、警備員を襲撃したと述べた。

被害者2人はポイペト市プサール・カンダル地区にある家主から家を守るために雇われていたと彼は付け加えた。

「目撃者や負傷した被害者によると、口論の最中に容疑者らは警備員2人を襲撃し、そのうちの1人が肉切り包丁で2人を殴りつけ、若い警備員を殺害、55歳の警備員を負傷させた」とダラ少佐は述べた。

「犯人は被害者2人を襲った後、ドアをこじ開けて逃走した。」

事件を目撃した近隣住民が警察に通報したという。

警察は生存者を治療のため病院に搬送し、死亡者の遺体は捜査終了後に家族に返還したと付け加えた。

なぜ、タイ人ら15人が逃走しようとしたか、またなぜ多くのタイ人が同所に居て、移動の自由がなかったのか、家主が雇った警備員は外部から不審者の侵入を守るためであったのか、実行犯以外の15人の大量逮捕等の不審な点の詳細は明らかになっていない。

掲載写真:ポイペト市警察

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