タイ・カンボジアのポイペト国境検問所で、何千人ものカンボジア人出稼ぎ労働者がクメール正月に急いで帰宅することによって引き起こされた混雑を緩和するため、タイ当局はビザ処理をスピードアップするために別の場所を新たに検問所を設置することに同意しました。
ポイペト国境検問所の移民(出入国)警察署長:E Chamroeun 氏は4月11日、タイ側との会談で、パスポートのチェックと再入国ビザの取得を希望する出稼ぎカンボジア人の数が膨大で大渋滞と事務処理の煩瑣(はんさ)が重なるため、新たな国境検問所を設け、クメール正月帰国及び正月後のタイへの再入国処理が膨大な作業量になるための措置である、という。
タイの入国管理当局は、カンボジアに戻る出稼ぎ労働者の数に圧倒されており、スキャン機が1台しかないため、処理が遅れているおり、新しい施設(新検問所)を設け、そこで処理されるという。ポイペトでの出稼ぎ労働者のために検問所の設置は、同労働者にとってより便利になると述べている。
またバンテアイミアンチェイBanteay Meanchey 州政府・報道官: Sek Sokhom 氏は11日現在、国境ゲートで何千人ものカンボジア出稼ぎ労働者が帰国を待っており、新しい検問所は帰国及び再入国を容易にし、過密状態を緩和するのに役立つだろうと語った。
掲載画像:Khmer Times