ホーチミン市警察、カンボジアの大規模麻薬密売団とされる組織を解体 

ホーチミン市警察はカンボジアから違法薬物を密輸する組織を壊滅させ、数人の密売人を逮捕し、約95キログラムの麻薬を押収した。

ホーチミン市公安局の代表は5月11日(木)、捜査警察機関がチュ・バ・チュン容疑者(同市1区出身)、チュオン・ゴク・マイ容疑者カインホア市居住のカナダ国籍、別名ロング氏)を逮捕、起訴したと発表した。また同公安局では、違法薬物取引の疑いで、ドー・ティ・ミン・タム容疑者(同市第3区在住)、トラン・キム・ローン容疑者(同市第5区在住)、マイ・ティ・ガン容疑者(バクリュー省出身)を逮捕した。さらに、グエン・ヴ・カイ・ホアン容疑者(ビンディン省出身)を麻薬輸送容疑で起訴され、警察はディエップ・ホアン・リン容疑者(バクリエウ省出身)、グエン・チュン・クオック容疑者、グエン・タン・タイン容疑者を違法薬物を保管した疑いで、それぞれ省とホーチミン市第1地区で逮捕し、刑事手続きを開始した。

この麻薬逮捕の事件は、2022年9月、ホーチミン市5区ドゴックタイン通りで麻薬を違法に取引している不審な行動の26歳の女性:マイを警察官が発見し、取り調べのために呼び止めた。すると警察は、彼女がバイクに約12キログラムのメタンフェタミンが入った箱を3つ積んでいるのを発見したという。警察官らはマイの住居を家宅捜索した結果、ヘロイン11.5キログラム以上、メタンフェタミン19キログラム以上、ケタミン78.54グラム、エクスタシー1キログラムを押収した。また彼女の別の住居では、19.3キログラム以上のメタンフェタミン、約11キログラムのケタミン、844グラム以上のエクスタシーが発見された。その結果、マイが保管していた違法薬物の総量は84キログラム近くに達した。

この女性の麻薬保管所持の捜査から、今回のカンボジアの麻薬組織につながるベトナムの麻薬マフィアの大量検挙につながったという。検挙者の中に、麻薬マフィアの首謀者がいると警察は睨んでいるという

掲載写真:ベトナムニュース

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