プノンペン国際空港前でベトナム人の父娘を誘拐した中国人容疑者3人組を22日夜、プノンペン都軍警察によって誘拐犯罪が阻止された。
同事件は9月22日午後5時45分、プノンペン市カンボル地区カントゥク・カーン区カントゥク・トンボン村(トラム・スレック村とも呼ばれる)で発生した。
当局によると、ポーセンチェイ地区でベトナム人父娘(被害者)を脅迫して家族に送金を強要に関する情報を受け取った後、プノンペン都警察部隊はポルセンチェイ地区憲兵隊と協力して、プノンペン(ポチェントン)空港前でベトナム人父娘を誘拐した中国人容疑者3人の捜索を開始した。
警察部隊は、容疑者らが国道3号線を車で走り去るところを目撃し、ただちに追跡を始めた。
容疑者の車は、カンボル地区プルン・チェ・ローテ区のワット・コルク・クサック道路に沿って逃走し、北に曲がった第3環状道路の60メートル先の道路まで追跡された。
警察は警告後、容疑者の車に向けて2発発砲し、カンボル地区カントゥク区カントゥク・ボン村の信号で容疑者の車が停止するまで追跡し、容疑者1人を逮捕した。被害者の父と娘は無事救出されたが、他の容疑者2人は逃走した。
この事件では軍警察関係者の車2台が大破し、容疑者の車も大破したが、負傷者はいなかった。
逮捕後、容疑者は手続きを受けるためプノンペン憲兵隊本部に連行された。他の容疑者は現在、捜査中である。
掲載写真:警察、Khmer Times