ベトナム・ギャングがカンボジアで個人銀行口座を犯罪者に販売

ベトナム中部の男とその共犯者が、銀行口座情報を購入し、カンボジアの犯罪者に販売したとして逮捕された。

警察は10月14日(土)、ゲアン省のファム・ゴック・ダット(21歳 男性)と他の7人の男が現在、刑法に基づく「銀行口座情報の違法取引」の容疑で捜査を受けていると発表した。

他にはホアン・カクチュン(21歳)、ゴ・ドゥク・Y(36歳)、グエン・チョンドゥク(28歳)、レ・ヴァン・クオン(33歳)、そして19歳のグエン・ヴァン・コン、グエン・ヴァン・ラップ、グエン・ヴァン・リーの名が挙げられている。

警察によると、ダット容疑者はカンボジアで働いていたことがあり、カンボジアの犯罪者数人が犯罪を遂行するために他人の銀行口座情報を購入していることを知っていたという。

そこで2020年、彼とその共犯者らは、「いくつかの広告プログラムを運営するため」、ゲアンや他のいくつかの地域の人々の個人銀行口座を1口座あたり150万ベトナムドン(60ドル)で購入すると申し出た。

その後、彼はこれらのアカウントをカンボジアの犯罪者に 1 アカウントあたり 400 万ドンで売却したという。

彼の行為は10月初旬に発覚した。それまでに警察は、彼のグループが23のアカウントを購入し、5,500万ベトナムドン以上を得ていたを特定した。

調査によると、カンボジアの犯罪者は銀行口座情報をマネーロンダリング、ギャンブル、オンライン詐欺に使用する予定であったいう。おそらく中国マフィア絡みであろう。

掲載写真:ベトナム・エクスプレス

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