ベトナムはカンボジアとの関係を最優先

ベトナム共産党中央委員会のトー・ラム書記長は、ベトナムを公式訪問中のノロドム・シハモニ国王との会談で、ベトナムの党と国家は常にカンボジアとの強固な関係の構築と育成を大切にし、最優先に考えていると明言した。

ラム書記長は、「カンボジア国民が国家建設と発展という大義において偉大かつ意義深い成果を挙げたことを祝福し、国王の統治と上院、国会、政府の指導の下、平和で独立した、民主的で社会的に進歩的なカンボジアを築く上で、新たな、さらに偉大な成果が得られるだろうと確信している」と述べ、「新たな段階におけるカンボジアのビジョンと発展の方向性に対するベトナムの支持」を再確認した。

党首は、ベトナムとカンボジアの関係は両国の民族解放闘争や現在の国家建設・発展の過程において多くの困難を乗り越えてきたと強調した。

また、故ホー・チ・ミン主席、故ノロドム・シハヌーク国王、両国の歴代指導者らが育んできた貴重な伝統を推進し、それぞれの国を築き、発展させる上で相互支援を継続する必要性も強調した。

ベトナムの党、国家、人民は、過去の民族解放闘争の際、また現在の国家建設の過程で、上院、国会、政府、軍、カンボジア人民がベトナム人民に提供した支援と援助を常に心に留めていると党首は改めて述べた。

ノロドム・シハモニ国王は、「ベトナム国民が復興、国家建設、発展の過程で達成した偉大かつ歴史的に意義ある成果」を祝福した。

掲載写真:ベトナム国営通信の提供

おすすめの記事