プレイベン州 15歳の少女がH5N1ウイルスで死亡

8月20日(火)、15歳の少女が死んだ鶏を扱った後に鳥インフルエンザに感染して死亡した。

保健省のプレスリリースによると、新たな鳥インフルエンザの症例で15歳の少女が死亡した。国立公衆衛生研究所とパスツール研究所がこの症例を検査し、死因はH5N1型鳥インフルエンザウイルスであると確認された。

被害少女は、プレイベン州カン・クリエチ地区カン・クリエチ自治区ポル・ムレン村に居住していた。。

同省は、入院と集中治療にもかかわらず、高熱、咳、喉の痛み、息切れ、失神などの症状が出て、病気が重篤な段階に進行したと説明している。

調査の結果、少女が発病する約5日前に、少女の親戚が彼女の家族に死んだ鶏を何羽か渡し、それを食事として調理していたことが確認された。少女は調理の準備中に鶏に触れたという。

同省当局は農林水産省や環境省とともに調査に協力している。

地元当局は鳥インフルエンザの事件を積極的に調査しており、動物と人間の両方の感染源を特定しようとしている。村で死んだ動物と接触した人には、病気を予防し、感染の潜在的な拡大を抑えるためにタミフルの錠剤が配布されている。

なお、カンボジアでは今年に入り、何人かの鳥インフルエンザ感染で死者を出しており、多くはプレイベン州で起こっている。死んだ鳥に触れないが鉄則である。

掲載写真:保健省

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