わずか2日間で強風がプレア・シハヌーク州プレイノップ地区の6つの自治区を襲い、住宅や公共インフラに大きな被害をもたらした。
合計1,351軒の家屋の屋根が剝がされ、3軒の家屋が倒壊し、波形屋根板7,264枚が吹き飛ばされた。死者は報告されていない。
プレイノップ地区長:Y・テアリン氏は、「1月11日から12日にかけて発生した強風により、サマキ地区全域で住宅432軒が損壊し、トゥクラオク地区では住宅355軒が損壊し、2軒の家屋が倒壊するなど甚大な被害が発生し。また、トゥーク・トラ地区では558軒の家屋が被害を受け、うち1軒が倒壊した。ヴィール・レン地区では1軒の家屋が被害を受け、サムロン地区では4軒の家屋の屋根が吹き飛ばされ、ボン・タ・プローム地区では1軒の家屋の屋根が吹き飛ばされた」と述べた。強風により、トゥークラオク町の行政事務所と学校5校の屋根も吹き飛ばされたという。
地区当局は自治体の職員や医療チームと協力し、速やかに被害状況を評価し、被害を受けた住民の安全を確保した。負傷者や死亡者は報告されておらず、住民は安全な場所に移動された。
掲載写真:プレア・シハヌーク州 トゥーク・トラ地区の強風被害