
プレアビヒア州のプノン・トノアット・プノン・ポック野生生物保護区を歩き回る野生のガウルの群れが、自然保護活動家チームによって確認された。
カメラに捉えられた群れは、雄、雌、幼獣を含む10頭以上の動物で構成されていた。
ガウル(Bos gaurus)は希少で絶滅危惧種であり、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストに掲載されている。
カンボジア環境省:報道官クヴァイ・アティヤ氏は、この目撃確認を保全活動の大きな成功と称賛し、カンボジアの豊かな生物多様性を保護するための継続的な取り組みの重要性を強調した。
ガウルはカンボジア北東部、南西部、北部の森林地帯に生息し、バンテンや野生の水牛など他の野生のウシ類と共存していることが多い。ガウルは川や草原、竹林の近くの密林に生息し、さまざまな植物を食べて生活している。
プレアビヒア州とシェムリアップ州にまたがる51,730ヘクタールのプノン・トノアット・プノン・ポック野生生物保護区は、数多くの絶滅危惧種にとって重要な生息地となっている。2023年7月17日にカンボジア政府によって正式に指定された。
掲載写真:環境省、カンボジア国営通信(AKP)に掲載