
保健省は15日(土)、プノンペンで国立公衆衛生研究所でH5N1型鳥インフルエンザウイルスの検査で陽性反応が出た男性が鳥インフルエンザで死亡したと発表した。
22歳の被害者は、プノンペン都クロイ・チャンバール地区クロイ・チャンバール自治区キエン・クレアン村に住んでいた。
保健省によれば、カンボジアでは今年これまでにH5N1型ウイルスによる感染例が17件報告されており、うち6人が死亡した。
同省が土曜日に発表した声明によると、集中的な医療処置にもかかわらず、患者は発熱、咳、息切れ、呼吸困難などの重篤な症状のため午前9時41分に死亡した。
同省は、国および省レベルの緊急対応チームが各省の農業部門および地方自治体と緊密に連携し、アウトブレイクの調査に取り組んでいると付け加えた。調査には、動物およびヒトの感染源の追跡、疑いのある症例および接触者の特定、濃厚接触者へのタミフルの配布、影響を受けた村々における健康教育キャンペーンの実施などが含まれる。
保健省は、H5N1型ウイルスが引き続き公衆衛生に深刻な脅威を与えていると付け加え、国民に警戒を続けるよう促した。
発熱、咳、痰、呼吸困難などの症状がある人、および過去14日以内に病気の家禽や死んだ家禽に接触した人は、混雑した場所を避け、最寄りの保健センターまたは病院ですぐに医療を受けるよう勧告されている。
同省は感染を防ぐため、国民に対し、病気の家禽や死んだ家禽に触れたり食べたりしないよう、調理のために家禽を扱う際には手袋とマスクまたはスカーフを着用するよう、また羽をむしる前に熱湯で家禽を熱湯で加熱するよう勧告している。
特に動物に触れた後や生の家禽を扱った後には手を洗うこと、肉、家禽、卵は十分に加熱調理すること、加熱不十分な卵を避けること、生の食品と加熱済みの食品を分けて保管することなど、良好な衛生習慣もこの病気を予防するために重要です。
自宅や村で複数の鶏が病気になったり死んだりしており、インフルエンザのような症状が出ている場合は、すぐに医師の診察を受ける必要があります。
鳥インフルエンザの症例は、従来いち早く中国国営通信:新華社電のコピペで報じるの通例であったが、今回は保健省の発表をKhmer Timesが報じている。さすがプノンペンという身近で若い健康体の死亡者が死亡したことで、コピペで済まされなかったと推定される。
掲載写真:保健省 Khmer Times

