プノンペン都心部、局地的な暴風雨で倒木が車を押しつぶす

12日のプノンペンの熱帯驟雨(スコール)により車が押しつぶされた。

事故は6月12日午後4時40分、プノンペン都ダウンペン地区チャクトムック区ソセアロス通りで発生した。倒木により

警察によれば車が押しつぶされたが、幸いにもこの事件で負傷者は出なかったという。

被害は局地的なものにとどまった Khmer Times

例年5月半ばから始まる雨季だが、今年の異常気象は雨季の訪れが大幅に遅れ、6月に入ってからである。

亜熱帯から熱帯の雨季は地上や海上付近の水蒸気が日射によって急速温められ、その上昇気流が積乱雲を巨大化され、下降急気流が雷を伴う激しい雨(熱帯驟雨:スコール)になるのが一般的で、日本の雷雨のように移動性、局地的なものであることが多い。昔から日本では、「雷は馬の背を分ける」というように街中でもある地域は降雨があっても他は一滴の降雨もないということが起こる。

12日午後の降雨ではプノンペン都心部のダウンペン地区ではいつもの熱帯驟雨だが、場所によって降雨や風の強さが異なる暴風雨といっても局地的なものであった。

掲載写真:Khmer Times

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