昨日あたりから警官がピリピリしてきた
いつものプノンペン都ではない。昨日あたりから警官がピリピリしてきた。筆者の自宅前の警官詰め所、そこの警官たちは一昨日までは昼間は暑さで寝ているか、差し入れビールを飲んでいる姿が見られたが、ピリッとしてきた。昨日の昼過ぎ、我が家の前の道をスピカ―付きの警察車両が「家にいなさい」と呼び掛けに回って来た。2~3人で歩いている人がいると名指しの注意、さらに手押し車や天秤棒で小さな市場にいる行商人(近所であろう)から、道具を没収して車両に積み込む。筆者の近所ではカンボジア人は目立った外出もなく落ち着いているが、警察官のほうがピリピリしている印象が強かった。
閉鎖 大型市場から中小市場、小型貸付銀行へ拡大 庶民には死活問題
18日 Denu Kor 市場周辺を封鎖。
18日、情報省は「2021年4月1日から4月14日まで、センソック区サンカットプノンペンスメイの199 A、ストリート598にあるナチュラルガーデンスーパーマーケットに行ったすべての市民に、すぐに隔離して14日間隔離するようアドバイスする。」と警告を発した。同スーパーマーケットは直ちに閉鎖。
18日、プノンペンのスマートショップリバーサイドの支店を閉鎖。情報省は「4月5日から4月18日まで、Khan DaunPenhのSangkatWatPhnomにあるSmartShop Riverside Branchに行ったすべての売り手と買い物客に、すぐに隔離して14日間隔離するよう」警告する。
19日、昨晩トゥールサンケ市場が閉鎖された。
19日、Boeung Trabek Plazaとプサートムトゥールサンケ市場を閉鎖。 なお、ニークミーズマーケットも閉鎖中である。
19日 カナディアタワーの閉鎖。同タワーの関係者から感染を確認。
19日、マイクロファイナンス(小口金融)の1支店の閉鎖
当局は、4月5日から12日まで、Sonatra Microfinance:#432、Preah Monivong Blvd、Sangkat Tonle Basak、Khan Chamkar Morn(High Risk)を訪れた人々とそのスタッフに、すぐに隔離して14日間隔離するよう呼びかけた。
カンダル州省都タクマウのサッカー競技場に急きょ、青空野菜卸売市場を開設
プノンペン首都の要請により、カンダル州政府は、現在閉鎖されているドゥムコル市場に代わる野菜卸売市場としての一時的な使用場所として、2ヘクタールの土地面積を持つカンダル州サッカースタジアムを選択し、そこに急きょ青空野菜卸売市場を開設した。プノンペン最大の野菜卸売市場ドゥムコル市場の閉鎖によって都内の市場、店舗への供給が滞り、急速な品不足や値上がりの恐れができている。これは庶民の食生活に直結し、ひいてはデリバリーそのものにも影響する。
大型市場から中小市場への閉鎖の拡がり、さらには小口金融のマイクロファイナンスの支店の閉鎖は日常生活の食やお金に直結する問題で、庶民生活そのものが重大な脅威に直面している。