プノンペン郊外、さらに2年間、水の供給困難と安心して生水は飲めない

プノンペンの郊外に住む人々は、さらに2年間、きれいな水の供給の途絶に耐えなければならないという。

プノンペン水道局(PPWSA)は、「水不足の問題は、ChroyChangva地区に新しい処理プラントが完成した後の2024年初頭までにのみ解決できる」と述べた。

PPWSAのディレクターであるLongNaroは昨日、「Bak Khengコミューンの水処理プラントが2023年に完成し、1日あたり40万立方メートル近くのきれいな水を生産できるようになる」という。

同氏は、「影響を受けた地域の当局は、現在の水不足のために可能な限り供給の混乱に対処している」と付け加えている。

ナロ氏は、プノンペンのきれいな水の供給不足は、現在人口が増え、建設プロジェクトの数が増えているため、毎日のきれいな水の生産能力に負担をかける需要の増加が原因であると述べ、「現在、PPWSAは1日あたり60万から620,000立方メートルのきれいな水を生産できますが、プノンペンでは1日あたり70万から750,000立方メートルの需要が増えています」という。

プノンペンのカンボール地区に住む58歳の女性、Meas Sakin氏は3日、「雨季には水道水が不足することはないが、この地区は乾季に供給問題に直面している」と語った。

ちなみにかつては、都心部の水道水すら生水は外国人については下痢の原因になる。水道局から出る水は安心な消毒水ではあっても供給配管の老朽化にために安心できないと言われたものだ。水道水であっても煮沸した水を飲むのが常識となっている。まして郊外は後2年はかかるという。水道の配管と下水道の浚渫は近代国家として喫緊の課題である。

掲載写真:工事中のBak Khengコミューンの水処理プラント 画像:Khmer Times

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