プノンペン警察は27日、麻薬密売容疑の女性を巻き込んだ賄賂事件の疑いで、プノンペン都チョム・チャオ2区長のヴァー・サロン氏を尋問のため召喚した。
区長は、当局に容疑者を通報しない見返りに賄賂を受け取ったとして告発されている。
プノンペン市麻薬取締警察部隊のホン・ヴィボル副本部長は27日、10月に区長:サロンが同地区で麻薬使用者および販売者の疑いのある身元不明の女性を逮捕した件に関わったと述べている。
逮捕後、サロンはさらなる法的措置を避けるため100万リエル(約250ドル)を支払うと約束した女性を釈放したと報じられている。
この事件は後に、サロン氏と容疑者との電報の会話がソーシャルメディアで公開され、広く世論の批判を巻き起こしたことで発覚したという。
掲載写真:プノンペン警察の提供