プノンペン・児童虐待 親戚による毎日の虐待から5歳の少年を救出

児童虐待は日本では近年、大きな問題となっている。昔は継子いじめという児童虐待があったが、実の母親の虐待は少なかった。近年、若い男女、母子家庭での虐待が問題となっている。多くは同居男性による自動虐待で母親もまた精神的・暴力虐待を受けている例が多く、母子家庭の場合、望まぬ妊娠の結果か生活困窮と救済措置への無知が背景にある場合が多い。カンボジアでは児童虐待は稀であるが、時々ニュースとなる。

今回の事件、プノンペンで5歳の子供が虐待(叔母による毎日の殴打の犠牲者)から救出され保護ケアを受けた。

近所の人は、Tiと名付けられた5歳の少年が、日々叔母による殴打と虐待にさらされていたという。

5歳児童はベトナム出身で、プノンペン都トゥールコルク地区ボウンカクII区の鉄道沿いの賃貸部屋で同居する叔母が子を世話をするために両親から預けられた子だという。近所の人によれば、児童は外で他の子供と遊ぶことを禁じられ、代わりに小さな間違いを咎められ、叔母に蹴られ、殴られていたという。

虐待を心配している隣人が、当局に通報し発覚したという。当局は5月2日の午前9時40分に介入し、児童を叔母の虐待から救出した。

児童の叔母は、少年の扱い方に関する法学教育を受けるためにセンターに召喚された。

掲載写真:虐待から救出された児童 画像:Khmer Times

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