
プノンペン都チャムカルモン地区の統一指揮委員会は11日(土)の午後、プノンペンのチャムカルモン地区トンレバサックコミューンのコ・ピッチ(ダイヤモンド島)にあるモーガンタワー34階にあるオンライン詐欺の疑いのある場所に対して大規模な捜索を実施した。

地区当局によれば、この作戦は、サイトで違法なオンライン詐欺行為が行われている疑いが浮上した捜査を受けて、午後4時頃に開始されたという。
コ・ピッチ(ダイヤモンド島)というメコンの中州を開発したプノンペンの都心部に接するモデル開発地区で、そこの都庁があったり、タワマンが立つ、富裕層の暮らすプノンペンの近代化の象徴であるが、そこが中国マフィアのという犯罪組織の拠点とは、彼らが違法な資金集めで富裕層とはいえ、唖然とするような、国家の恥となるような事件である。
警察の検査により、敷地内で80人が働いており、そのうち15人は女性で、国籍は7カ国に及んでいた。拘留されたのは、中国人57人(女性4人、台湾人1人を含む)、マレーシア人5人(女性2人)、ミャンマー人9人(女性3人)、ベトナム人2人(女性1人)、ネパール人2人、カンボジア人女性5人であった。まさに多国籍企業並みの国際犯罪組織の堂々たる進出である。
チャムカルモン地区警察は現在、サイバー犯罪対策局の専門家と緊密に協力し、証拠を検証し、サイバー詐欺やその他の犯罪の疑いのある行為に関与したすべての個人を特定している。
掲載写真:チャムカルモン地区警察

