プノンペン・コンドミニアム 中国人男女を麻薬密売で逮捕

昨日、中国人の男性と女性が麻薬密売事件に関与したとして逮捕された。

プノンペン都警察の協力を得て、プノンペン市裁判所の副検察官、同省の副局長であるイム・セン中佐とサリー・ボット・サティア少将が率いる反薬物局専門部隊は、プノンペン都のコンドミニアムルーム2A(Boeung Keng KangII区、Boeung Keng Kang区)を捜索した。その際、法執行官は、パスポート番号EG3299329を保持している40歳の中国人男性のYe Yu Songと、パスポートを持っていない36歳の中国人女性のLin Weiを逮捕した。

この捜索でMDMA、1.09 kgのICE、608.33グラムのアンフェタミン、228.9グラムのケタミン、1.5 kgのニメタゼパム、および4kgの他の薬物を押収した。警察はまた、2台の携帯電話とその他の麻薬処理装置も押収した。

2人は現在警察に拘留されており、裁判所に送られる前にさらなる調査が待っている。

プノンペン都市部ボンケンコン2区のタワーマンションが麻薬の保管や密売の場所。多くのカンボジア庶民は、コロナ禍でめっきり住人の減ったタワーマンションのコンドミニアムの灯りを見ながら、車で出入りして一見羽振りの良い中国人たちを「禄でもないことをしている」を見上げる人もいるだろう。

パスポート不所持の逮捕女性だが、陸路の密航者のほとんどが貧しい中国人出稼ぎ労働者、女性はほんとんどいない。彼女の密航経緯も取り締まり当局のしるところになろう。

掲載写真:ラスメイカンプチアより

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