プノンペンの夜 発砲、喧嘩で重傷、終わらない酔っ払い運転事故

プノンペンの夜は、物騒な事件や事故が相次いでいる。発砲、口論から暴行へ、そして酔っ払い運転、いずれも加害者は現場から逃走である。カンボジアではよくあることだが、それにしても、事件・事故と内容といい、この無責任な事件とその後の加害者の逃亡、余りに「幼稚」な人格のまま大人になった故であろうか。

ナイトクラブのオーナーがクラブで発砲

ナイトクラブのオーナーが、21日(土曜日)の夜遅くにクラブの従業員に向け数発の銃弾を発射した後、その場から立ち去った。現在、プノンペン警察によって調査中であるという。事件は5月21日午後11時10分にプノンペン都7マカラ地区ビールボン区、ストリート182の沿いにあるストームエンターテインメント・クラブで発生した。

目撃者によると、クラブのオーナー(40歳 男性)の銃撃者は、クラブのシェフであるChhouk Sopheap(48歳)に腹を立て、何発かを射ち、少なくとも1つの銃撃が従業員のシェフに向けられたという。幸いなことに、いずれの発射も当たらなかったという。その後、ナイトクラブのオーナーは車で現場を立ち去った。

事件の後、銃口をむけられたシェフ:Chhouk氏はオーナーを告発するために7マカラ地区憲兵本部に向かったという。

道路上、モト同士の口論で一方が激しく殴打される 重症を負う

深夜の口論で一方が殴打された後、病院に運ばれた男性が重傷を負ったという。

この事件は、5月22日午後8時30分、プノンペン都センソック地区にあるコルククリアン区ハノイ道路沿いのカンボジア国立銀行の前で発生した。

目撃者によると、2台のオートバイが北から南に同じ方向に乗っているのが見られました。そのうちの1台は白いホンダクリックでした。もう1台はナンバープレートのない黒いPCXモーターサイクルでした。信号に到着しる時、2台のモトが衝突したという。

黒のPCXは衝突現場から離れたが、クリックドライバーは衝突に腹を立て、追いかけ、黒のPCXのドラバーと口論になったという黒のPXCモトドライバーにクリックドライバーが殴打され、倒れてたという。その後、黒いPCXモトのドライバーはその場を立ち去った。事件後、被害者は救急車で病院に運ばれ、警察はオートバイを一時的に保管してさらに調査中であるという。

終わらない酔っ払い運転事故、またも分離帯に衝突 運転手逃亡

土曜日の夜、プノンペンの道路の分離帯に車が衝突した。事故は2022年5月22日の午前2時10分に、プノンペン都センソック地区オベックカム区道路371と直角に交わる道路2004に沿って起こった。

現場の情報筋によると、白いレクサスGS-300が2004年通りを西から東に向かって運転しているのが見られた。運転手は酔っぱらっていて、目撃者によると、「不安定な」走行であったという。

これまた、運転手は現場から逃走した。

事件後、地元警察が到着し、交通警察に連絡して車を撤去し、プノンペン市警察の陸路交通局に保管し、所有者が来て法律に従って解決するのを待っているという。

それにしても、土・日の夜、発砲、喧嘩の末の殴打、酔っ払い運転、加害者はいずれも逃亡中、カンボジアではよくあることだが、事件・事故といい、この無責任な事件とその後の加害者の逃亡、余りに「幼稚」な人格の故であろうか。

掲載写真:いずれもKhmer Times

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