プノンペン 3軒の家が川に崩落、けが人はなし

プノンペン都クオン・スレン知事は2日(日曜)、河岸の地滑りにより村民3軒の家屋が川に流されたことを受けて、メコン川の川岸の土壌浸食を防ぐ対策を講じるよう当局と地方当局に指示した。

スレン都知事は3日、市当局者と地元当局のグループを率いて、1日(土)に都内プレックリープ地区でメコン川に崩落した住宅3軒を視察した。この事故は土曜日の午前9時30分頃、プノンペン都チュロイ・チャンバー地区プレックリープ地区クトール村で発生した。

都知事は、地滑りによって家屋が川に倒壊した箇所の川岸に、流された土をコンクリート製の建造物に置き換えるか、土嚢を置くよう当局と地方当局に命じた。

スレン氏は、今後のさらなる災害を防ぐため、地元当局に対し、水資源気象省と協力し、地滑り現場のメコン川から砂を浚渫し、浸食された土壌を補うよう指示した。

プレック・リープ村の村長プレアブ・モニー氏は、この事故は自然災害が原因だと述べた。同氏は、違法な砂の浚渫が事故の原因ではないと否定した。同氏は、家屋の倒壊は残念ではあるが、村民に負傷者や死者は出ていないと付け加えた。

「この事故はプレック・リープ地区のこの地域で初めてのものではありません。1999年以降、2000年、2002年、2005年にも発生していましたが、負傷者や死亡者はいませんでした」とモニー氏は語った。

掲載写真:プノンペン都庁の提供

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