プノンペン 薬物使用で警察の高官を逮捕 役職解任

警察当局は、プノンペンの警察高官が逮捕され、麻薬犯罪で警察から追放されることを確認した。

プノンペン市警察・補佐兼報道官:サン ソク セイハ大佐は、「チャムカーモン地区副検査官(副署長):フオット・ピセス中佐が、ボンケン コン地区ボンケンコン3区 にあるチャンパ ミーズ ゲストハウスで麻薬取締局に逮捕された」と述べた。

プノンペン警察の特殊部隊は2月10日、フオット・ピセスを拘束後、麻薬取締部に連行し、麻薬使用の有無を尿検査した結果、陽性であったという。その後、容疑者を麻薬取締局に引き渡し、尋問を続けた後、麻薬拘留センターに送致した。

現在、国家警察から容疑者を追放するための措置が取られている。

チャムカーモン地区と言えば、プノンペンの都心部であるボンケンコンの1区、2区、3区を含む地区、その副署長がゲストハウスで逮捕。内部告発の可能性がある。「ミイラ取りがミイラになる」という諺があるが、まさに地でゆく警察の根深い麻薬汚染の一端であろう。

掲載写真:逮捕されたチャムカーモン地区副検査官(副署長):フオット・ピセス中佐 画像:Khmer Times

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