プノンペン 王宮前の合流点手前の川で1トン近くの不発爆弾を発見

カンボジア地雷除去行動センター(CMAC)の兵器特殊部隊が5日、王宮前の合流点手前のバサック川に派遣され、同川から1トン近くの重さの爆弾を回収した。この種の不発爆弾の改修処理はプノンペンだけで、今年3度目になる。

5月5日、専門家が爆弾を解体するために派遣されました。爆弾は、ソカホテルと王宮の間のバッサク川の底で発見された。爆弾はAN-M66爆弾である。

CMACの長官:Heng Ratana氏は、爆弾の重量が1,000キログラム近くあり、500キログラムを超える爆薬が含まれていると地元メディアに語った。同氏は、爆弾は非常に危険であり、戦争の傷痕であると述べた。また、発見された場所から安全な場所に爆弾を回収する際にCMACユニットと緊密に協力してくれたプノンペン知事に感謝の意を表した。

日本は戦後80年になるが、今でも住宅地などから米軍が投下した不発爆弾などはっけされることがある。ウクライナもまた、やがて戦争のトラウマ(傷痕)の処理や治癒という長い闘いが始まる。独裁政権とは計り知れないトラウマを残すものである。

掲載写真:川底から引き揚げられた1トン近くの不発爆弾 画像:Khmer Timesより

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