11日未明、悪名高い麻薬密集地として知られるプノンペンのナイトクラブを警察が急襲し、多くの外国人を含む87人が逮捕された。
麻薬対策局はプノンペン市警察と協力し、3月10日(日)午前2時頃、ダウンペン地区チャクトムック区にある旧BOEINGクラブとして知られる「シティ・オブ・スターリー・スカイ」を強制捜査した。
強制捜索中、特殊部隊は中国人、ベトナム人、カンボジア人を含む87人を尋問のため拘束した。
また同捜索中、警察は約3キロの麻薬も押収した。
かつての「ボーイング」という名であったクラブは、2023年10月8日の夜にも強制捜査を受けていた。つまり店名を変えても、麻薬の巣窟の悪名は変わらなかった訳であり、それを承知で客が訪れており、今回の捜索で高い代償を支払わなければならない。東南アジアや中国では麻薬は重罪である。
2023年の強制捜索で同店では計91人が逮捕され、計約5kgの麻薬が押収された。
掲載写真:掲載写真では中国人と思われる者が多数見える 警察の提供