
憲兵の上級将校が、22日(水)の夜にプノンペン都センソック地区で起きた交通事故をめぐる口論の最中に、拳銃で18歳の少女の頭を殴り、重傷を負わせたとして23日に逮捕された。
センソク地区警察副署長のネム・サヴス少佐は、容疑者の憲兵をコンポンチュナン州プノン・チュム・セン・リクレイ憲兵訓練センター副所長のチム・チム准将と名指しした。
事件当夜、チェム准将がトヨタ・ランドクルーザーで少女のバイクを後ろから追突したと彼は語った。
バイクは道路脇に停まっていた。衝突事故を見た少女は、バイクの修理費として2万リエル(約5ドル)を要求したが、彼は拒否した。
それが口論に発展し、結局少女は殴られることになった。
「容疑者の憲兵は拳銃を取り、それで少女の頭を殴り、頭部に負傷を負わせた」、「近くで勤務中の警察官が介入し、尋問のために警察署に行くよう彼に要請した」ととサブス少佐は述べた。
国家憲兵隊の報道官、エン・ヒー准将は昨日、チェム准将がプノンペンの国家軍司令部に拘留されたままであることを確認した。
「憲兵は『国家は守られ、国民は奉仕され、法は尊重され、犯罪は取り締まられなければならない』というスローガンに従って法を執行し、この人物を懲戒するだろう」と彼は述べている。
同氏は、憲兵が被害者とその家族に連絡を取り、少女の治療費を支払う予定だと述べた。
掲載写真:軍警察

