プノンペン 偽のQRコードで住宅預金「数万ドル」を横領した女を逮捕

偽のQRコードを介して自分の銀行口座に多額の預金を振り込み、雇用主から数万ドルを盗んだ女性が逮捕された。

5月19日にプノンペン市憲兵隊はドゥウン・ピクラ(女性 31歳)を横領罪で逮捕し、プノンペン都裁判所に送致された。

被害者の告訴状によると、容疑者は2021年10月中にボリー・ダイアモンド・ホームの営業スタッフになったという。同社は容疑者に、3万ドル以上から10万ドル以上の価格の住宅を販売する任務を与えた。ドウン・ピクラ容疑者は、多くの家を売却した後、雇用主にお金を渡さずに顧客から全額を集め、さらには所有者に知られずにそれらの家族がボレイ(集合住宅)に入るのを許可していたという。

女性は顧客から金を徴収する名目で偽の書類を準備して請求し、その偽造書類に会社のオリジナル書類用紙に自分のQRコードを貼り付け、会社から数万ドルをだまし取った、という。

日本でも信頼された会社スタッフの女性がその地位を利用して巨額な横領を行う事件は時折起こることである。一時の贅沢な時のために、ほぼ一生が終わる運命にある。数万ドルをだまし取るほど、会社にとってこの女性、セールスでは優秀であったのだろう。

掲載写真:Khmer Times

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