プノンペン 中国人女性がタクシー運転手に椅子とナイフで暴行

警察は、プノンペンでタクシー運転手をナイフと椅子で暴行した疑いのある中国人女性を捜索している。

この事件は、10月23日にプノンペン都ダウンペン地区、プサー・トメイ1世地区のノロドム大通り沿いで発生した。

被害に遭った運転手によると、中国人女性がボレイ(集合住宅)・チャムカーモンからテウク・トラまでの車を予約したという。乗車中、乗客女性は男性に電話をかけている最中に興奮状態になった。突然通話を切った後、その女性はナイフを取り出し、それで運転手を脅したとされている。そのため運転手と女性は揉み合ったという。その後、運転手は車を止めて降りた。すると女性は運転手を追いかけ、路上で見つけた椅子を拾い上げて、それで彼を襲い始めた。

運転手は地元の警備員に助けを求めたが、その時点で女性は真っ暗なプノンペンの夜の闇に紛れて逃げ去ったという。

事件後、女性が料金を払わずに逃亡したため、運転手は運賃を受け取るために元の乗車地点に戻ったが未だ戻って来ず、警察が捜索中である。

掲載写真:事件目撃者から提供

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