プノンペン メイディーに800人超の集会、政府と国会に請願書を提出

今年のメイディー(労働者の祭典)は祝日が日曜日と重なり、今日は公務員たちなど労働条件がきちんとしているところは、休業日です。

メイディー ガソリン価格引き下げ、米価と最低賃金の引上げを要求

このメイディーを祝ってカンボジア開発評議会(閣僚評議会ビル)近くの公園に、農業および衣料部門の800人以上の労働者が集会を開き労働者の日を祝い、労働者の代表が政府と国会に請願書を提出した。国会、労働省、プノンペン市役所の代表者、および閣僚評議会の職員が労働者の請願を受け取ったという。

請願書では、ガソリン価格の引き下げ、輸出米の価格の引き上げ、労働者の給与の250ドルへの引き上げを要求している。

Khmer Times 取材記事では、集会に参加した労働者のインタビュー記事を載せている。

コンポンスプー州・衣料品労働者:Cheam Channa氏は「業界の192ドルの賃金は、1か月を通して家族を見るのに十分ではなかった」と述べている。

またスバイリエン州の農民Bun Thournは、「職業のためのより良い条件を探すために労働者と連帯して祝賀会に参加した」と述べ、「(集会は)私たちが自分自身を表現する良い機会です。また、国会に対し、わが国のコメ価格の引き上げと石油価格の引き下げをお願いする。これは国の農民を大いに助けることができます。」と語っている。

国会の代表であるスオン・リンディ氏は、「Covid-19のせいで、昨年はこの集会に参加できませんでした。労働者の請願が政府と国会に提出されて行動を起こすと約束した。国会と政府は私たちの国民の問題に注意を払うでしょう」と語った。

掲載画像:メイディー集会 Khmer Times

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