カンボジアのフン・マネ首相は、9月7日木曜日午前、第20回ASEAN・インド首脳会議に出席した。
第20回ASEAN・インド首脳会議は、インドネシアのジョコ大統領・ASEAN議長国およびインドのモディ首相が議長を務めた。
この会合にAEAN各国首脳やインドが参加しているが、ミャンマー指導者の出席は認められていないが、東ティモールのケイ・ララ・ザナナ・グスマオ首相もオブザーバーとして会議への出席を許可され、ASEAN事務総長のカオ・キム・ホーン氏も会議に出席するよう招かれた。
*なお、今回のASEAN首脳会議ですが、米国や中国のトップが欠席というASEANの影響力低下が指摘されている。
ASEAN会議では、内戦の「ミャンマー問題」の他、中国が実効支配を既成事実化する「南シナ海の領有問題」、それにカンボジア拠点やラオス、ミャンマー拠点化の「中国マフィアの人身売買問題」などが協議される。難問山積みのASEANだが、国を跨いだ人身売買問題は該当国と中国の威信にも関わる問題故に進展する可能性がある。
掲載写真:フレッシュニュース