
フン・マネ首相は海外任務中に行われた国際通信社との3度目のインタビューで、タイとの国境紛争の緩和を求めるカンボジアとその国民の願いを強調するとともに、疎遠になった両国間の相違の平和的解決に対する政府の支持を改めて表明した。
「我々は緊張をエスカレートさせていない。緊張緩和を望んでいる」と、フン・マネ外相は25日(水)、ベルギーでAFP通信に語った。
「私たちは平和共存を望んでいます。」
東南アジアの隣国である両国間の数十年に渡る紛争は二国間関係に深刻なダメージを与え、貿易障壁や外交格下げ、そして両国の近代史における最大規模の二度の軍事衝突につながった。
停戦は実施されているものの、両国が非難の応酬を続けており、停戦は依然として脆弱な状態が続いている。
カンボジア政府によると、12月の21日間にわたる宣戦布告なき戦争の後、タイ軍は現在カンボジア国内の多くの地域を占領している。それ以来、カンボジアの外交官や指導者たちは、外国の外交官や国際機関の代表者との会談において、これらの問題を提起し続けている。
フン・マネ首相はタイ軍がどれだけの土地を占領したかについては明言を避けたが、軍はバンコクが両国の国境としている範囲を「はるかに超えて」進出したと述べている。
同氏は、プノンペンが領土紛争の解決に向け、カンボジアの旧植民地であるフランスに歴史文書や地図の閲覧などの支援を求めてきたことを想起し、同政府が合同国境委員会の再招集と活動の継続を求めたと付け加えた。
フン・マネ氏は「このプロセスの結果がどうであろうと、カンボジアはそれを「受け入れる」用意がある」と述べ、「タイも同様に受け入れる」ことを期待すると付け加えた。
*カンボジアの主張は植民地時代のフランスがタイに押し付けた国境線を主張しているが、タイからすればフランスの圧力で押し付けれた国境線である。が、カンボジア独立後のプレイビヒア寺院の帰属はカンボジア領と国際的に認められたが、世界遺産に指定されるやタイとの国境紛争が再燃し、そして2025年に2度の武力衝突が発生し、タイは停戦時の合意を維持していると主張している。
フンマネ首相は自国の主張を繰り返し、その口調も冷静を保ったものであるが、カンボジア国内での他の報道では当局の影響下でタイの国境侵犯を報じており、タイの不信感と警戒感は解けていない。
*下の記事をご参照ください。
掲載写真:AFP掲載 Khmer Timesが転載


