
フン・セン国家元首代行兼上院議長は3月29日、ASEAN2か国で発生した壊滅的な地震による被害についてミャンマーとタイの首脳に心からの哀悼の意を表した。
「この非常に困難な時期に、カンボジア王国の国民を代表して、あなた方、そしてあなた方を通じてミャンマー連邦共和国の遺族、地域社会、政府、国民に、この損失に対して心からの哀悼と同情を表明したいと思います。亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、この恐ろしい災害で負傷し影響を受けた方々の迅速かつ完全な回復を祈っています」とフン・セン首相はミャンマー連邦共和国の国家行政評議会議長、ミン・アウン・フライン上級大将に、またパトンターン・シナワット氏と、同氏を通じて遺族、タイ王国政府、タイ国民に対し、この甚大な損失に対して深い同情と哀悼の意を表し、パトンターン・シナワット氏のリーダーシップとタイ国民の回復力により、タイは間もなくこの恐ろしい自然災害から完全に回復すると確信している」との書簡を送った。
3月28日午後、マグニチュード7.7の強力な地震がタイのバンコクとミャンマー中部を襲い、多くの死傷者と財産およびインフラへの被害をもたらした。
掲載写真:バンコクの崩壊した工事中の政府庁舎 国営カンボジア通信(AKP)