フンセン首相、ワクチン年齢枠の引き下げと3回目の接種キャンペーンを発表

17日朝、フン・セン首相は平和宮(内閣評議会ビル)で開催された記者会見で、6歳から12歳未満の子供を対象とした予防接種キャンペーンの開始式に続いて、一般市民に追加接種(3回目)を提供するキャンペーンが10月から開始されると発表した。

このキャンペーンはプノンペンの首都とカンダル州から始まり、次に他の州へ拡がってゆくという。また同首相は、3回目の投与または追加免疫投与がすべての人に与えられるが、自発的に行われることを強調した。

既にカンボジアは3つのCOVID-19ワクチン接種キャンペーンを実施している:① 18歳以上、② 12歳から18歳未満、③ 6歳から12歳未満の子供、さたに3回目の接種または追加接種である。

日本では副作用の報道が多いが、ことカンボジアのメディアからはその種の報道は寡聞にして皆無であるー噂はあるー。主に中国産のワクチンが③ 6歳から12歳未満の子供に行われるが、大丈夫なのか、ことは子どもへのワクチンであるから副作用を不安視する保護者もおり、日本等の先進国では、③のような年齢層までワクチン接種をしていない、また製造元の中国ではどうなのか、そうした情報も少ない。

なお欧米等でも始まり、日本も検討している2回接種を終えた人へ第3回目(ブースター接種)は、既に医療従事者および職員、高官、地方公務員、および60歳以上の806,717人に投与されているという。カンボジアはこれまでに総人口1600万人の約72.04パーセントにワクチンを接種している報道されているが、この%は2回接種が完了した人と1回のみの人を合わせたものである。

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